三依の史跡 横川一里塚
横川一里塚は国道121号線沿いにある史跡です。
国道121号線の男鹿高原駅のは入り口の近くにあります。
一里塚は高さ3メートル程の小高い塚です。
正式名称は南山通り横川一里塚
案内看板には『南山通り横川一里塚』と記載されているので、こちらが正式名称なんですね。
(会津では会津西街道を南山通りと呼ぶことがあり、南山通りと名付けられたようです)
一里塚は何のために作れたのか?
看板にはこの様に記載されています。
一里塚は、1里(約4キロメートル)ごとに旅行や輸送の道のりを示す目安として作られた道標で、目的地への里程を知り、運賃の支払いなどに利用するために作られたようです。
ざっくり言うと昔の道路案内標識ですね。
よばわり岩って何?
案内看板にはこの様なことが記載してあります。
近くに大声をだすとこだまする「よばわり岩」があり、人々は、この一里塚を「よばわり岩の一里塚」とも呼んで親しんできた。
どうやら、近くによばわり岩という岩があるそうです。
「よばわり岩」を探してみました。
近くを見渡すと、一里塚から福島方面に歩く方向に、何やら岩壁を見つけました。
多分これが、よばわり岩なのでしょう。
ちなみに手前の岩ではなく、奥の断崖の岩壁が「よばわり岩」だと思われます。
こだまするのか?
大きな声で叫んでみると、こだまはしませんが、声が反響して響く感じはしました。
(昔はこだましたのかもしれませんね)
関東一の秘境駅(?)男鹿高原駅からも近いので。合わせて見学してみてはいかがでしょうか。
※近くに駐車場などはないので、見学の際は、周囲のご迷惑にならないようにご注意ください。